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報告

YME使節団パネル討論会の報告*

YME使節団**

 

開催日 平成12年9月5日

場所 日本財団ビル10階ホール

 

司会

畔津昭彦(国際交流委員会委員長・東京大学)

パネリスト(使節団メンバー)

原田和弘(三井造船)

山磨敏夫(ナカシマプロペラ)

松村直哉(日本鋼管)

前原克好(大洋電機)

幅田望(石川島播磨重工業、使節団リーダー)

フロア討論参加者

今井清(元日本海事協会)

伊藤恭裕(新潟鐵工所)

塚原茂司(元船舶技術研究所)

 

* 原稿受付 平成12年10月17日

** 正会員 本文中に記載

 

1. はじめに

 

YME使節団帰朝報告討論会が平成12年9月5日に開催された。この会は、成果内容の討論は勿論、意見交換を通じて若手会員や関連技術者の発展に寄与できればと企画されたものである1)

当日はあいにくの雨に見舞われて人数こそ50人程であったが、日本財団殿や種々の協会、大学、研究機関、メーカーからと様々な分野から参加頂いた。残念ながら使節団メンバーと同世代或いはより若手の姿が少なかったが、これは身近な若手会員への宣伝の仕方に問題があったのではと反省する次第である。

さて、会は前半の報告会の部と後半のパネル討論会の2部構成で計画され、報告会の部では使節団メンバーから訪問先での交流内容等を報告し、パネル討論会では派遣の成果や今後の派遣のあり方、学会におけるYMEのあり方などについて討議を行い、貴重なご意見も頂戴した。

この報告書においては、前半の報告会については別途レポートが作成されているので大概略について述べるものとし、パネル討論会の討議内容を主体に報告することとする。

 

2. 報告会

 

報告会では、訪問先ごとの交流内容等を、使節団メンバー全員で分担して報告した(写真1)。参考資料としてレポートのダイジェスト版と、現地において当学会側から行ったプレゼンテーションの抜粋を準備して配布した。

報告内容の詳細は「YME使節団レポート」をご覧戴くこととしてここでは省略する。

 

014-1.jpg

写真1 報告会の様子(発表者は前原)

 

3. パネル討論会

 

畔津委員長のリードのもと、次のような構成で進められた。

3.1 応募時の抱負と派遣の成果

 

 

 

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