恒例となった真夏の大空の祭典が、7月22日・23日の2日間、笠岡湾干拓地内の笠岡ふれあい空港(笠岡地区農道離着陸場)で開催され、実機の飛行機やヘリコプターの編隊飛行・アクロバット飛行、また、全国から集まったラジコン愛好家により、大空に華麗な演技が繰り広げられました。
安全で住みよいまちづくりを目指して
当消防本部は、岡山県の西南部に位置し、笠岡市、浅口郡鴨方町、寄島町及び里庄町の一市三町で構成され、管内面積一九三・六五km2、人口約九八、〇〇〇人、南の瀬戸内海には白砂青松と風光明媚な大小三〇有余の笠岡諸島を望み、西は広島県福山市と接しています。
消防組合の中心となる笠岡市は、古くは港町、門前町として栄え、そして土地を求めて干拓が進められて来ましたが、平成二年三月に総面積一、八一一ヘクタールの広大な笠岡湾大干拓が完成し、酪農、園芸をはじめ笠岡地区農道離着陸場の多目的利用による各種イベントの開催等、地域の活生化に大きな役割を果たしています。また、この干拓地西側には口本鋼管の関連工場があり、国の「福山・笠岡地区石油コンビナート等特別防災区域」に指定されています。
交通網は、JR山陽本線及び国道二号線が市街地中心を東西に、また、山陽自動車道が管内北部を東西に走り、高速道のインターチェンジも笠岡・鴨方にそれぞれ有し、交通高速化と相俟って交通事故等も年々増加傾向にあるため人事故の発生が憂慮されています。
消防組合の発足は昭和四七年四月一日で、二八年余が経過した今日地域住民の負託に応えるべく、本年四月には一署三出張所体制から二署二出張所体制へと消防署の組織改革を行い、「安全で住みよいまちづくり」を日指し職員一丸となって邁進しています。
笠岡地区消防組合消防本部
消防長 黒田基晴