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第二九回全国消防救助技術大会開催

(財)全国消防協会

 

去る八月一八日(金)、熊本市「熊本市総合屋内プール(アクアドームくまもと)」において、消防庁長官(代理:野平審議官)、徳田日本消防協会会長、潮谷熊本県知事、三角熊本市長ほか、多数の来賓を迎え、第二九回全国消防救助技術大会が開催されました。

この大会は、(財)全国消防協会が主催、自治省消防庁、全国消防長会が後援、日本財団の助成を受け開催されています。当日は、台風の影響による大雨が予想されましたが、全国の精鋭の気迫に圧倒されてか、時折晴れ間ものぞく良い天気となり、火の国熊本の暑さも本領を発揮、会場内は熱気ムンムン。開会式に続き、全国九地区支部、九〇四本部から選抜された九一四名が、陸上の部九種目(個人三・団体六)、水上の部七種目(個人二・団体五)に日頃の訓練成果を披露しました。

閉会式では池田春雄大会会長の講評の後、大会旗が道越賢熊本市消防局長から次回開催地東京の池田春雄東京消防庁消防総監に引き継がれ、最後に道越局長の閉会宣言で大会の幕を閉じました。

 

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<英文例> あなたの消防英語

Before you consider fighting a fire (II)

Never attempt to fight a fire if:

・The fire is spreading beyond the area where it started or is already a large fire.

・The fire could block your escape route.

・You are unsure of the proper operation of the extinguisher.

 

投稿要領について

★各種災害事例等:各地の特異な災害や体験記等で、消防職員として執務上参考となる事例を募集しています。原稿はワープロ浄書文書を原則とし、文字数は1,800字(1行20字×30行×3段)以上。写真等(1枚300字に換算)を同封のうえ、文末には執筆者名を記入して下さい。

★消防ワイド:各地の話題を自由に投稿して下さい。文字数は165字(15字×11行)以内。タイトルを付記し、写真を同封して下さい。(写真の返却はできませんのでご了承ください。)〆切は前月の15日です。

 

編集後記

★運動会シーズンになりました。運動会といえば、家族一緒にお弁当を食べるのが楽しみの一つでした。最近の運動会ではバーベキューをはじめる家族がいてびっくり、そんな楽しみかたも良いのかなと考えてしまいます。

★今月号は、アジア消防長協会総会(IFCAA)、及び全国消防救助技術大会に先立ち行われた、全国消防協会理事会・平成一二年度全国優良消防職員表彰式について取上げました。優良消防職員表彰、受賞者の皆様おめでとうございます。

★火の国、熊本で全国の精鋭達が力を発揮した救助技術大会、選手の皆様の真剣な眼差しが、我が国の消防精神のみなもとだな、などと勝手に感心をしてしまいました。大会関係者の皆様、熊本の皆様、本当にお疲れさまでした。

★来月号は、「消防行政の紛争事例」について、全国消防長会顧問弁護士の木下健治先生に、執筆していただく予定です。 (佐伯)

 

平成一二年九月一五日印刷

平成一二年九月二〇日発行

編集・発行所

財団法人 全国消防協会

東京都千代田区飯田橋三丁目一一番一三号

(飯田橋豊国ビル四階)

電話〇三(三二三四)一三二一(代)

FAX〇三(三二三四)一八四七

 

 

 

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