日本三大七夕まつりの一つに数えられ、毎年八月上旬の三日間、JR安城駅周辺の市街地一帯で開催されます。
輝く田園都市・安城
安城市は、愛知県のほぼ中央に位置し、名古歴市の通勤圏内という地理的好条件に恵まれ、昭和三五年ごろから急速に都市化が進み、昭和六三年の「新幹線三河安城駅」開業からは、西三河のゲートエリアにふさわしいハイレベルな街づくりが進められています。
かつて、明治用水の豊かな水にはぐくまれ、全国の多角形農業経営の模範であったため、「日本デンマーク」と呼ばれ、世界の農業先進国デンマークにたとえられた安城は、現在も都市近郊型農業の先進地として、注目を集め、特にイチジク・梨の生産は有名です。
工業・商業も、農業に引けをとらず、バランスをとって発展してきた安城市は、まさに、都市と農村が共存する田園都市と言えます。
平成九年四月には、日本デンマーク・ルネッサンス事業として、花と緑の広大な産業文化公園「デンパーク」が開園し、この時、デンマークのコリング市との友好提携も結ばれ、姉妹提携を併せれば、その数、実に三市となりました。
目前の二一世紀に向け、地球にやさしい環境都市を目指し、今年の四月には、ISO14001の認証も取得し、さらに、福祉・文化の充実にも積極的に取り組み、一六万市民総参加のもと「うるおいと活力にみちた創造性あふれるまち」づくりを推進しております。
消防行政においては、現在、一本部、一署、二分署、一出張所、職員一三二名、消防団員四〇四名で、この地域住民の平和で安心できる生活を守るため、全力を上げています。
安城市消防本部 消防長 和田光正
