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増田会長が議長となって開会し、4月1日付就任の理事・監事及び6月16日付就任の理事のうち、出席された新任理事・監事の紹介があった。

運輸省から来賓として海上技術安全局の木内技術課長の代理として御出席いただいた丸山新技術普及推進室長から、工業標準化事業は、従来、地味な分野であったが、WTOのTBT協定の発効等を契機に、標準化が産業戦略として用いられ、標準が市場を制するとまで云われるようになったこの時期にISO/TC 8の幹事国業務を引受けることとなったことは誠に喜ばしい、運輸省としても協力を惜しまないので、活躍を期待している旨の挨拶があった。

 

[審議事項]

(1) 専務理事、常務理事及び常任理事の互選について

議長から、常任理事1名が去る5月25日をもって理事を辞任され、また専務理事から6月22日をもって理事を辞任したい旨の届出があったので、これに伴う後任者の互選をいたしたい、ついては、専務理事、常務理事及び常任理事は理事の互選となっているが、どのような方法で互選したらよろしいかお伺いしたいとの発言があった。これに対して、小松理事から、議長に案があればそれによってはどうかとの提案があり、全員異議なく賛成したので、議長案が配布され、審議の結果、この議長案に全員異議なく賛成したので、新しい専務理事、常務理事及び常任理事は、次の方々に決定した(敬称略)。

専務理事 有川彰一

常務理事 竹内正敏

常任理事 山田壽三

次いで、専務理事に就任する有川理事から、本会の行っている船舶関係工業標準化事業は、海運、造船、舶用関係業界の発展の基盤となるものであり、国内外における標準化事業の円滑かつ積極的な推進に全力をあげて取組んでいく所存である旨の挨拶があった。

続いて、常務理事に就任する竹内理事から、標準化の仕事ははじめてであるが、内外の環境の大きな変化に伴い、標準化に対しては益々適切な対応が求められていると認識している、標準化の果す役割が重要性を増しているときその責務を果すべく最大限の努力をしていきたい旨の挨拶があった。

 

(2) 平成11年度事業報告について

 

(3) 平成11年度決算報告について

議長から、この両議案は6月16日開催の第18回評議員会の承認を得ているとの説明があった後、小山専務理事から、運輸省、日本財団及び関係各位の御指導、御支援により平成11年度事業を無事終了したことにつき心から感謝申し上げる旨の前置きの後、有川常務理事から、工業標準作成関係事業等の事業の実施状況及び委員会の開催状況等についての事業報告、役員・評議員・賛助会員、会議開催状況等についての事務報告並びに上山常務理事から、収支計算書、正味財産増減計算書、貸借対照表、財産目録について説明があった。

この後、北澤監事から、6月9日に事務局において、業務執行状況並びに諸帳簿、証憑、基本財産の管理状況等を監査した結果、いずれも正確、適正であることを認めた旨の報告があり、審議の結果、平成11年度事業報告及び平成11年度決算は、全員異議なく原案どおり議決された。

 

(4) 平成13年度日本船舶振興会助成金申請額議決の常任理事会への委任について

議長から、日本船舶振興会(日本財団)への助成金の申請額については、昨年から、理事会が常任理事会に委任することを議決し、常任理事会が審議を行い、その議事録を申請書に添付している、従って、本年も日本財団へ申請する平成13年度の助成金額の決定については、常任理事会に委任したいがいかがかとの発言があり、全員異議なく賛成したので、平成13年度の日本財団への助成金申請額の決定については、常任理事会に委任することを議決した。なお、議長から、常任理事会は10月を予定している旨の説明があった。

 

 

 

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