5-3 内航船の離着桟操船作業フロー(例)
上記に関し昨年11月就航の船をモデルに港外入港準備(S/B)より接岸完了までを(1)船舶要目、乗組員構成、配置・(2)在来船、スラクター装備船、ジョイスティック装備船、の順で説明する。
記
(1) 船体要目、乗組員構成
A) 船体要目
船名 F丸
船種 貨物船(RO/RO、船首尾に各ランプウェー1基)
航行区域 近海区域
航路 東京〜苫小牧
総トン数 10,980トン
載貨重量トン数 6,918トン
満載排水トン数 13,467トン
全長 160.52M
幅(型) 24.00M
深さ(型) 15.80M
満載喫水 7.015M
機関出力 21,600PS(15,886KW)1基
最大速力 23.80KT
スクリュー 1軸 40度ハイスキュードプロペラ(回転方向・左)
スラスター 船首尾 各推力17.0トン(電動CPP)
投影側面積 2,558平方米(水面) 限界風速12.25m
機関当直 MO資格
舵 K-7式フラップラダー
減揺装置 ジャイロフイン、スタビライザー 1式
係船装置 船首尾に夫々一箇所で遠隔操作可能なホーサードラム設置
B) 乗組員構成及び配置
乗組員構成
船長
機関長
甲板手 3名
航海士 3名
機関士 2名
事務部員 1名
合計11名