第2行)
2行目には、アプリケーションオブジェクトの属性名である"displacement_change_description"についてのマッピング方法が記述されている。AIM elementには、対応するAIMの属性が、"property_definition.description"であり、ルールはSTEPのPart番号である"41" (ISO 103030 Part41 Integrated generic resource: Fund of prdct descr & spt)に則って記述されていることを示している。
property_definition EntityをEXPRESS-Gで表現したものを図6.3-2に示す。
property_definition Entityについて、Part41では以下のように記述されている。
ENTITY property_definition;
name: label;
description: text;
definition: characterized_definition;
END_ENTITY;
第3行)
3行目には、アプリケーションオブジェクトのひとつであるship_moulded_formとhydrostatic_definitionの参照関係を示す名称である"hydrostatic_defifition to ship_moulded_form"が記述されていて、これはARMにおけるdefined_forに相当する。また第2項に記述されている"PATH"という術語は、Application elementのhydrostatic_definitionとship_moulded_formが参照関係に有ることを示していて、第5項に示されている完全参照パスにマッピングすることを表している。
Reference Pathには、extended_property_definitionからproduct_definitionへの関連が、マッピングルール"PROP_TO_PROD_DEF"(本書6.2.1.7参照)に基づいて記述されている。
extended_property_definitionはproperty_definitionの子entityであり、property_definitionのdefinition属性は、characterized_definitionを参照し、characterized_definitionは、characterized_product_definitionであり、characterized_product_definitionは、product_definitionであることが記述されている。
Reference Pathの関係をまとめて、EXPRESS-Gで表すと図6.3-3のようになる。
