ISO文書STEP船用 AP216 Ship moulded forms
調査解析報告書
平成13年2月
日立造船株式会社
1 はじめに
1.1 対象文書(HZ)
本書は下記ドキュメントについて解説を行うこと、および2001年1月はじめの時点での審議状況を説明することを目的に作成された。
ISO TC184/SC4/WG3 N871
Date: 2000-07-03
Product data representation and exchange:
Application Protocol: Ship moulded forms
1.2 本報告書の構成(HZ)
本書の構成は、目次に示したとおりである。
本書は、最新文書N871を対象としてAP216の概略からAIMまでを、最新の審議状況を織り込みながらまとめたものである。
最初に、本章で国際会議におけるAP216の状況や審議事項と、AP216の概略をまとめる。次に2章ScopeでAP216の取扱う範囲を明確にする。3章AAMにて船舶のライフサイクルの中でのAP216の範囲、位置付けおよびActivityを明確にする。次に4章UoFで機能単位の説明を行う。その後UoFをグループに分け、それぞれのグループについて5章で例を用いてARMの解説を行う。6章では、AIMについて解説する。7章では審議された技術的な問題の解説を行う。
本報告書の対象文書N871は、2000年7月にドラフトCDとしてリリースされ、AP218のARM及びAIMと整合性が取られた最新文書である。昨年度調査解析の対象文書としたN789と比べると、

これらのことから本年度の作業方針は、AP218と整合性を確保したために発生したAIMとマッピングテーブルの変更点に重点を置き文章解析を行った。
その他、今年度AP216はCD投票が行われ日本は条件付きで賛成の投票を行った。その際提出したコメント内容を1.4章に掲載する。