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この新たな要求に対するガイドラインの説明会が開催され、出席者は米国1人、韓国1人、日本2人と少人数であったが、Draft 0.4(Ship/FC-06参照)を入手したので概要を紹介する。

●テストケースの開発

SC4の基本的な目的の一つに、ビジネス要求を充分に満たした有効な標準の提供がある。テストケースはそのような標準の仕様を確認するために開発するのであり、各APの要求に対し現実的なテストを提供する。但し、各APに関する全てのテストケース提供は不可能であり、APの開発者、実装者は何をどのようにテストすべきか、産業界の優先度も考慮して決めなければならない。テストケースは計画した標準の核となる概念および特性をカバーすべきである。

●タイミング

テストケースの開発は関係するAPの開発と並行して進められる。テストケースは初め、標準に対する詳細要求を明示するためと、標準案の確認を計画するために用いられる。産業界評価と実装展開を満たすテストケースのセットは、APがDISとして公開されると同時、もしくはそれ以前に用意されるべきである。

●生成手順

APと関連するテストケース生成には下記4段階がある。(次頁の図参照)

・開発着手段階、ScopeやAAMが産業界の要求を満足しているかどうかの確認

・情報要求を確認する段階、ARMを検討している段階

・Mapping TableやAIMを検討している段階

・開発最終段階、投票段階

●SC4標準に対するテストケースの構成

構成としては、テストケースの概要、含まれるARM、AIMコンストラクトのリスト、プリプロセッサーおよびポストプロセッサーのテスト特徴(目的、入力データ、要求結果)を含むこととなっている。(詳細は割愛)

●テストケースの確認

確認方法として3通り挙げられているが、EXPRESS又はPart21ファイルを含むテストケースはSC4品質マニュアルの評価基準を満たすとしてある。後半にテストケースのセットが完全かどうか確認する際の評価基準が示されている。

●テストケースのドキュメント

テストケースはどのようなドキュメントとして文書化しても良いが、いずれにせよSC4文書としてWebサイトで公開される(PDF又はHTML)。

 

 

 

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