4.2.5 艤装
(1) ワーピングエンドの径とホーサの径との関係
D/d≧7
L≧6d(巻数は最小5巻とする)
D;ワーピングエンドの径
d;ホーサの径
L;ワーピングエンドの長さ
(2) 保護亜鉛装着基準量
(a) 取付数量は300×150×20〜30mmの場合を示す。
(b) 一般には次の方法で計算した教量を取付ける。
(イ) 船尾附近がプロペラに上って腐蝕されるのを緩和するため舵および船尾に取付ける数量。
(ロ) 船首部で錨鎖による外板の摩損個所や船底塗料の塗膜の損傷個所の腐蝕に対してA以外に取付ける数量。
注:(i) 切り上げ計算して整数個とする。
(ii) 2軸の場合は5割増し。
(iii) 両舷対称になるようにつける。
(c) 海水状況が異常な場所を定係港とする船の保護亜鉛取付け数量は次のとおりとし、船尾舵、ビルジキール等にふりわける。