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第2-15図

 

(4) 定常旋回半径(STEADY TURNING RADIUS(ステディ ターニング レエイデアス))

回頭角が90°を少し越すと(120°内外とも2 RADIANともいわれている)定常旋回となり、旋回圏が円形になる、この時の旋回圏の半径。

(5) 最大アドバンス

旋回圏に原針路に直角に引いた接線と旋回開始点との距離。

(6) 最大タクティカルダイアメーター

旋回圏に原針路に平行に引いた接線と原針路との距離。

 

2.5.3 旋回中の運動

(1) 第1期

舵のモーメントにより船は回頭し始めるが、重心は依然として大体元の方向へ進行すると同時に舵の横方向の力により僅か外方へ押し出される、これをキックという。この値は船が外向きの力で外側に押し出される量と、前進速度の内向き成分により内方に移動する量との差で表わされ、最初は前者が大きいので原針路の外に出るが、船の方位角の変化が大きくなるにつれ後者が大となり、原針路の内にはいる。この量は案外小さくL/100程度といわれる。船尾のプロペラの後流を重心の軌跡、即ち旋回圏と見誤ることがある。

 

 

 

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