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(5) 正規の固縛ワイヤの長さを調節し、十分張った状態で離脱装置を取付ける。

(6) 投下(離脱)確認。

(a) 仮固縛のロープをいかだの自重で離脱器のトリガーが外れる程度ゆるめる。

(b) 手動用ハンドルを操作して離脱を確認する。

(7) 膨張用のロープをセットする。このとき規定以上の長さを引き出すとその場で膨張する可能性があるので要注意。

ロープ先端のナス環を架台のアイに掛ける。

(8) 仮固縛のロープは、安全のため海上運転に出るときのみ取外すようにする。

 

250-1.gif

救命いかだ装備図

図11.2

 

11.4 練習問題

1. ダビットユニットとはどんなものか述べよ。

2. 救命艇の搭載前にどんな事を確認しておく必要があるか述べよ。

3. 救命艇揚卸試験の要領を述べよ。

4. 救命いかだの取付け手順を述べよ。

 

 

 

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