(5) 取付け可能な艤装品はすべて完全に取付けること。
(6) ブロックの吊りピースの位置を確認し、ブロック反転時や搭載時に管及びバンドなどが吊りワイヤの邪魔にならないように注意すること。
(7) 狭隘部(タンク)は艤装のタイミングをのがさぬようにする。
図8.2.4 狭隘部(タンク)地上艤装
外板をかぶせない内にパイプ工事を行う。
(8) 一般に高所作業となるものは極力地上工事を主体とし、船内工事で足場を必要としないという程度に進めることが望ましい。
図8.2.5 レーダーマスト地上艤装
8.2.2 ブロック配管手順
(1) まず、ブロックの船首、船尾方向並びに右舷、左舷を確認する。同形のブロックが多く、反転した状態で艤装する場合が多いのでこの確認は必ず実施すること。
(2) 次に、基準となるパイプバンドを図面の指示に従ってマーキングする。(バンドはできるだけ外板、デッキ、隔壁などの板材に直接取付けず、ウエブ、ロンジ、ガーダーなどの強度部材に取付けるようにすること。)(図8.2.6)
図8.2.6
(3) バンドの形状を確認して、マーキングされた位置に置き、高さを調べて仮付けする。
(4) 仮付けしたバンド上に基準となる管をのせてフランジを図面の位置に定めてからUボルトを締付ける。
(5) 基準管に合わせて順次管を並べ、管に合わせて残りのバンドを取付ける。
(図8.2.7)
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