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16.2.2 防熱材料の種類

現在船用として使用されているものは次のとおりである。

(1) 居住区などの快適温度保持を目的とするもの。

ガラスウール、岩綿、木材、合成樹脂独立気泡発泡体、金属はく

(2) 冷蔵区画などの保冷を目的とするもの。

コルク、ガラスウール、合成樹脂独立気泡発泡体、合成樹脂のコルゲート保温材

(3) 機関室その他で耐火を目的とするもの。

岩綿、ガラスウール、ケイ酸カルシューム成形品

(4) 温度差による結露を防ぐ目的のもの。

コルク粒、ひる石、吹付岩綿

 

16.2.3 防熱材料の熱伝導率

熱伝導率は、同一物質でもその比重(密度)、温度、含有湿分(含水率)等によって著しく異なるので、熱伝導率を示すときには、それらを明示しなければならない。

 

表16.1

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