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第6.15図 進水台構造

 

(1) スリップピンの使用

第6.16図のごとくワイヤー取りを行う。

ウインチで巻ワイヤーを巻き、メインワイヤー(主綱)を緊張させる。上甲板上のスリップピンの安全ピンを取り外し、ストッパーを矢印の方向にたたくとスリップピンは外れ、ワイヤーの張力により第6.17図のごとく回転してワイヤーは外れ、船体は滑走を始める。ワイヤーは外れる際に、はねる危険があるので注意しなければならない。スリップピン及びワイヤーは、進水力に見合う容力のものを使用し、安全上、安全ピン、ストッパー、スリップピンは、進水直前まで固縛しておく必要がある。

 

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第6.16図 進水装置

 

(2) 上架用ウインチの使用

修理船を上架するウインチと巻ワイヤーを利用して、進水力を制動しながら序々に進水させる方法である。特別に進水や制動装置を準備する必要もなく、簡単、安全であるが、前端圧力等の作用する時間が他に比べて長すぎる欠点がある。前端台車にワイヤー取りすれば、進水後の台車引揚げに便利である。

 

 

 

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