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治具の作製使用に当っての注意事項

○定点は、必ず骨材の交点を選ぶ。

○定点が必ずフラットバーの中心になるように、垂直に立てる。

○板の自由端、ブロック内継手にも、拘束のため、フラットバーを立てる。

○作業性上、治具全体の傾斜、定盤よりの高さは余り大きくない方が良い。

○フラットバーは、沈下防止のため、定盤の骨材上に立てる。

使用に当っては

○精度保持のため、治具とブロックの肌隙がないように注意する。

○変形防止のため、ブロックの溶接は全て治具上で拘束して行う。

○繰り返し使用の場合は、治具の寸法精度をチェックする必要がある。

治具を必要とするブロック

○曲がり外板

○キャンバー、シヤーのある甲板ブロック

○立体ブロック(甲板をベースとして大組立を行う場合)

 

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第4.7図 治具材の傾斜

 

4.2.3 板継作業

板継作業は、外板、甲板、隔壁等の加工された板材をブロックの大きさにつなぐ作業である。配材、取付け、溶接作業からなる。

平らな板は平板定盤上で、手溶接または自動溶接で行う。曲がりのある板は治具上で、手溶接で行う。

裏溶接のための反転回数が減るような開先面とする等の工夫が必要である。

例えば、平面ブロックでは

反骨面開先で溶接→反転→骨面の裏堀り、溶接→骨材の配材(反一転回)

曲がりブロックでは

骨面開先で溶接→骨材取付、溶接→反転→反骨面の裏堀り溶接(反一転回)

板継作業は、作業速度、歪防止、品質の点から条件がそろえば、自動溶接の方が手溶接よりもすぐれている。

条件としては

1] 板厚は6mm以上

 

 

 

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