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(3) 仕上塗り

仕上2回塗りの場合は下塗り(又は中塗り)、上塗りと呼ぶ。

仕上塗りの目的は、汚れ、変色防止と区画別の各々の目的がある。

各々の目的に適する塗料を選ぶ必要がある。

 

区画別の仕上塗料の例 第10.5表

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(4) 塗装条件

鋼船の新造船の標準塗装条件の例を第10.15表に示す。

・ 塗布量は、面積1m2を塗装するのに必要とする塗料の標準重量(g/m2)を示す。

・ 標準の塗膜の厚さを、塗装時と乾燥時についてミクロン単位(1/1,000mm)で示す。

・ 乾燥時間は気温20℃における標準である。

・ 塗装間隔とは、塗り重ねまでの最低所要時間を示し、気温5℃以上、湿度75%以下の場合の標準時間である。

・ 塗装条件は、塗料の性質、塗装場所、気候、塗装処理等によって異なるので、塗料メーカーの説明書に従って最良の条件を選ぶべきである。

(5) 塗装方法

一般に、刷毛、スプレーガン、ローラー、へら等による塗装方法で行われている。

 

塗装方法と能率等 第10.6表

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塗装条件や塗装方法は、塗料の使用法として、塗料メーカーにより指定されているので、それに従うのが最良である。

 

 

 

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