

通信教育造船科講座テキスト「船体工作法」学習指導書
8.3 亀裂の補修方法
(1) 溶接ビード上の極く短いヘヤークラック(指導書参照)
・ ハツリ、ガウジング等でクラックがなくなるまで掘って溶接で埋める
・ ガスガウジングは余り好ましくない
・ 掘ったあとの開先は少し広い方がよい
・ ビードの長さは余り短くない方がよい

(2) 突合せビード及び母材上の比較的長いクラック
(指導書第7.4図参照)
(3) 隅肉ビードのクラック
ビードをハツリ、ガウジング等で取り、再溶接する。
ノド厚不足が原因であることが多いので、ノド厚を大きくする。

(4) 隅肉ビードの熱影響部でのクラック

・ 母材を貫通して割れていることが多い
・ クラック部分から切取る。
・ ライナーを入れて溶接する
(5) 隅肉ビードに平行でないクラック

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集計期間:成果物公開〜現在 更新日:
2023年6月3日 |
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