オ) 職場のモラルを向上し、楽しく、明るい職場を作り出す。
カ) 人間尊重という基礎の上に立って、企業目的の達成をはかる。
など、以下数項目についてその目的、ねらいについてQCサークル綱領に述べられてある。
QCサークルの具体的な活動
先づ、職場の問題点を調査することから始める、問題点を見つけ出すポイントは
(1) 設備は不足か。
(2) 管理体制はできているか。
(3) 安全については。
(4) 職場環境はどうか。
(5) 工程にむり、むら、むだ、はないか、など、このように先づ職場の問題点をとりあげて見て、その中から1つをテーマとして決め、自分達のサークルのレベルに合ったもの、自分達で解決できるもの、自分達の仕事がやりやすくなるもの、自分達のためになるもの、などをテーマとして決め、知識・経験が豊富な先輩などのアドバイスを受けることでこれは自分達が気づかなかったことなどを教えてもらうことになる。
このような問題点の調査から始まり、テーマが決まったら、目標と実施計画をたてそのポイントは、
(1) 過去の実績や経験を反省してたてる。
(2) 全員でじっくり検討すること。
(3) 全員の合意をとること。
などである。
問題点の見つけ方・解決のしかた
品質・コスト・生産性などの問題点に取り組む場合の進め方の方法として、スリーセブン活動というものがある。
777(スリーセブン)とは
(1) 問題解決を助ける7つのカギ。
(2) 問題解決を助ける7つの手法。
(3) 問題解決の7つの段階。
このスリーセブン活動は、改善に対するひとつの考え方である。これを詳細に述べることはできないが、(2)の7つの手法について概略を述べる。
7つの手法とは
科学的な考え方と手法の活用が必要である。