2.1.1 損益分岐点を求める計算 「計算」というと、“どうも俺はにが手だ”と逃げ腰にならずに、取り組んでほしい。 『損益分岐点』は、売上高、変動費、固定費の三つがわかれば求められる。 この三つの要素から、求める公式は、下記のようになる。
2.1.1 損益分岐点を求める計算
「計算」というと、“どうも俺はにが手だ”と逃げ腰にならずに、取り組んでほしい。
『損益分岐点』は、売上高、変動費、固定費の三つがわかれば求められる。
この三つの要素から、求める公式は、下記のようになる。
これを書き換えると 1] 損益分岐点=固定費÷(1−変動費率)となる。 公式だけでは、ピンとこないから、数値を入れて求めて見よう。
これを書き換えると
1] 損益分岐点=固定費÷(1−変動費率)となる。
公式だけでは、ピンとこないから、数値を入れて求めて見よう。
2,400万円の利益があることは、収支トントンの売上高は、売上高24,000万円より低いことがわかる。 では、(変動費)15,600万円+(固定費)6,000万円=21,600万円が損益分岐点かといえばそうではない。 なぜならば、売上高24,000万円のときの変動費15,600万円と、売上高221,600万円のときの変動費はちがうからで、売上高が低くなれば変動費はそれにつれて下がる。 前記の1]の公式に入れて求めてみる。
2,400万円の利益があることは、収支トントンの売上高は、売上高24,000万円より低いことがわかる。
では、(変動費)15,600万円+(固定費)6,000万円=21,600万円が損益分岐点かといえばそうではない。
なぜならば、売上高24,000万円のときの変動費15,600万円と、売上高221,600万円のときの変動費はちがうからで、売上高が低くなれば変動費はそれにつれて下がる。
前記の1]の公式に入れて求めてみる。
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