あらすじ
ハイジは人間(にんげん)に捨(す)てられた一人(ひとり)ぽっちの仔猫(こねこ)です。ただメソメソ泣(な)くだけで食(た)べ物(もの)を探(さが)すことも出来(でき)ません。だってハイジは小(ちい)さな家(いえ)から一歩(いっぽ)も外(そと)へ出(で)たことがなく、自分(じぶん)が猫(ねこ)であることさえ知(し)らないのです。
「お腹(なか)がすいたよ〜」
ネズミたちに「や〜い、弱虫(よわむし)!ネズミもとれないまぬけ猫(ねこ)!」とからかわれて、ハイジは、おびえて逃(に)げ出(だ)してしまいました。でも、やはり食(た)べなきゃ死(し)んでしまいます。生(い)きてゆかねばなりません。
大都会(だいとかい)の片隅(かたすみ)で、可憐(かれん)な泣(な)き虫(むし)ハイジが、のら猫(ねこ)の仲間(なかま)に助(たす)けられ、ネズミのチュウ子に教(おし)えられながら、一歩一歩(いっぽいっぽ)、成長(せいちょう)してゆく姿(すがた)を感動的(かんどうてき)に描(えが)き上(あ)げます。
作/矢田嘉代子
演出/深海ひろみ
美術/古川幸子・青木貞男
音楽/横山ヤスオ
衣裳/中川文
照明/福井邦夫
効果/作本秀信
振付/逢坂幸広
劇団(げきだん) 如月舎(きさらぎしゃ)
感想文を送ってください
劇を見て、楽しかったこと、感心したことなど、いろいろあったと思います。自分の考えを原稿用紙3枚までに書いて下記へ送ってください。
◆期日 平成13年2月末日まで
◆あて先 〒156-0043東京都世田谷区松原2-39-10-30C
社団法人 日本児童演劇協会「感想文」係
◆賞 応募作品のうち、優秀と思われるものに、つぎの賞をさしあげます。
・個人賞 ・団体賞
◆発表 平成13年4月「児童演劇」誌上
・賞状および賞品は入賞者の学校あてに送ります。
心にえいようを!
人はからだのはたらきをよくするために
えいようのあるものをとります。
心をゆたかに美しくするために
本を読んだり、音楽を聞いたり、
絵を見たりします。
いい劇を見るのも、このためです。
いい劇は、いってみれば心のえいようです。
いまからお見せする劇を、たのしくあじわい、
たっぷりあなたのえいようをとってくだざい。
社団法人 日本児童演劇協会
会長 内木文英
社団法人 日本児童演劇協会
〒156-0043
東京都世田谷区松原2-39-10-30C
TEL 03-3327-3241 FAX 03-3327-3154