両都市が全延宿泊者数に占める割合は合計で67.6%となり、前年度の66.9%からさらに0.7%の増加と、2極集中現象がさらに進んだ結果となった。それに関連し、上位15都市のシェアも前年度を若干ではあるが上回っている。宿泊地の合計数も、前年度よりも20も少ない143となっており、訪問先の多様化がなかなか進んでいない現状が写し出されている。
また宿泊地の特徴として、成田空港及び関西空港をそれぞれ抱える成田市(3位)、泉佐野市(17位)は、帰国の前日或いは日本到着当日に宿泊されることが殆どであることから、宿泊日数は1.1日以下と限りなく1日に近くなっている。
(表3参照)