2000 Vol.22 さわやか活動報告 『さぁ、言おう』8月号付録
ニュース&にゅーす 特別版
組織づくり支援グループ
インストラクターブロック会議を終えて
―全国ブロックにて、ブロック会議を開催―
5月31日を皮切りに、6月15日までの間に全国5つのブロックで「ブロック会議」を行いました。この会議は、全国のインストラクターが5つのブロックごとに分かれ、情報交換と資質向上を目指し、さらに各地で行われる地域のリーダー養成を目的とする1日研修の内容を決め、調整を行うものです(草の根推進プロジェクトの事業と組織づくり支援グループが連携して行っています。関連→P2草の根推進プロジェクト)。
4月24日に東京(港区・日本消防会館)で行ったインストラクター会議を受けて、ブロックで開催する1日研修会などを柱に、会合を持ちました。
このように同じ期間にブロック単位で、北海道から九州まで行うという大がかりな会議を持つことは、これまでになかったので不安でしたが、開催を終えると「さらに連携が深まった」「会うことによる安堵感があった」「近況確認ができた」という声が数多くあり、日々の活動から離れ、共に一時を過ごせたことは有意義であったようです。
介護保険が動き出し、インストラクターの所属する団体も指定事業者として活動している団体も多く、また、事業はやらないが介護保険の影響を何らかの形で受けている団体もあり、それぞれの間で意見交換がなされました。
近畿・中国・四国ブロック会議で1日研修会の作業を確認
各ブロックで挙げられた課題は、7月に開催するインストラクターフォローアップ研修会にて取り上げるつもりです。
また、NPO法人(特定非営利活動法人)の認証を受けた団体に、それまでの任意団体として活動を展開してきたころとの違いを話し合ってもらったところ、以下の3点が挙げられました。
1つには専従スタッフが明確になったという点や法人としての意識を持ったということから、事務所内の雰囲気が変わったという団体が多くありました。2つめとしては、会員以外の方の利用が増えたということ。そして最後の3つめは、NPO法人格取得に向け、組織内で申請まで学習会を行うなど、プロセスが大切であるということを改めて認識したということでした。
それまでの互助の組織であれば、会の一部のみ協力という会員が多かったのですが、その意識も変化したという声もありました。いずれにしろ、各ブロック会議を開催できたことは、非常に有意義なことでした。
(木原勇)
ブロック会議の開催日
5月31日(水) 北海道・東北ブロック
6月2日(金) 関東・甲信越ブロック
6月7日(水) 近畿・中国・四国ブロック
6月11日(日) 東海・北陸ブロック
6月15日(木) 九州・沖縄ブロック