日本財団 図書館


翌16日は、はっぴいわん(愛知県常滑市)に会場を移動。ここは民家を開放し、ミニデイサービス事業を展開している。この日は、絵手紙教室や手相教室を通した生きがいづくり事業やはっぴいわん農園での農作業を行った。午後は、同市内にある株式会社INAXが立ち上げたヘルシーコミュニティー「cocoka」へ。趣味活動の講師をNPO団体から招くなどのユニークさがあり、NPOと企業の連携の一つのあり方を学習。

最終日17日は、NPO法人ゆいの会(愛知県知多市)に移動。元は織布工場だった建物を借りて事務所としている同団体では、そのスペースを生かして“さをり織り”や陶芸活動を行う「ゆい工房」を展開。障害者や高齢者の感性、能力の発揮の場を目指しての活動であり、鮮やかに織り上がった作品に感嘆。同団体では、助け合い活動のサービスを受けていた利用者からの希望で介護保険事業にも参入している。

10名それぞれの関心はさまざまな点にあったが、3団体それぞれに特色があり、貴重な3日間を過ごすことができた。また3日間共に食事は凝った内容の弁当であり、これもまた、研修生のパワーアップにつながったものでした。

(木原)

 

各地でシンポに参加

ふれあいの輪をつくりませんか?

草の根推進プロジェクト

 

【11月18日】

組織Gが主催した栃木県宇都宮市の1日研修会に出席。会場となった宇都宮市文化会館には140名が参集した。小林県高齢対策課長から「栃木県における福祉の課題と市民団体の連携について」、田中市民協事務局長から「公的介護保険とNPO」について講演。4分科会に分かれて活発な意見交換が行われた。

(米山)

 

【11月19日】

埼玉県ボランティア大会が“今日の出会いが明日を変える”のテーマで埼玉県伊奈町県民活動総合センターで開催。12分科会の中での第6分科会「あなたの街にふれあいボランティア団体をつくりませんか」に、たすけあい伊奈の永末インストラクターとさわやか福祉財団から米山が参加した。

(米山)

 

【11月25〜26日】

“いま「協同」を拓く2000全国集会”が東京学芸大学で開催された。12分科会中、第4分科会「高齢者・障害者にとっての豊かな社会を展望して」にパネラーとしてさわやか福祉財団から米山が参加した。

(米山)

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION