『さぁ、言おう』の記事はいつも貴重な情報源として拝見しています。
人に人として接する医師は、人の心を持っています。
ピン・ピン・コロリが理想
西宮能信さん 68歳
茨城県
8月号時事ニュース、「健康平均寿命世界一」というのがありましたが、健常者に対する介護予防をもう一歩進めてピン・ピン・コロリの思想を啓発すべきと思っています。長野県の事例を勉強しています。
ピン・ピンしていれば、コロリがついて来るでしょう。
最後まで喜びのある人生を
松本俊二さん 77歳
三重県
7月号「生き方・自分流」の「どんな状況にあってもお年寄りが人間らしく生活できるような社会をつくっていきたい」という金子剛さんの言葉に心打たれました。「いくら体が元気だって、心が寂しかったり、貧しかったりしたら、何の意味もないじゃないですか」とは、本当にその通りだと思います。私は50年間医師として検視の仕事を続けております。昨日も75歳の女性の自殺の検視をしてまいりました。病苦が原因でした。なぜ人は自らの命を自ら絶つのでしょうか。私はそんなとき、40数年前に拝見した若い人の遺書のことを思い出します。その遺書には「死を考へるはよりよき生を求めるが故なり」と書いてありました。非常にショックでした。みんなよりよき生を求めているのです。金子さんが言われるように「自ら楽しむこと」ができるような状況をつくり出していかねばならないと思っています。私もそう思います。
私もそう思っています。