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自由記入欄より

 

介護保険がわからない!

 

●市からの広報よりも、それ以外の新聞やTV、チラシなどから情報を得ている方が多い。市から介護保険証は来たが、内容についての説明はまだ。実際に保険料を支払うようになればもっと関心が向くでしょう。

(青森県 男 67歳)

●認定を受けていない人が大勢います。受け方がわからないとか、面倒だというのが大きな理由です。役所の窓口は親切で丁寧だが、わかっている人が説明するからわからない。

(神奈川県 男 76歳)

●介護を必要とする方へ、介護保険制度に関する情報が十分に伝わっていないことを知り、地域福祉推進委員会の主催で、「介護保険井戸端会議」を開きました。介護サービスを受ける人、家族を中心に、それぞれが持っている情報を交換しようという目的で開いたものですが、具体的な質問も出て勉強になりました。

(福岡県 男 65歳)

 

口コミで広がる制度理解

 

地域で「井戸端会議」を開いたというのは福岡県春日市の来田冨士雄さん。21名が集まった情報交換会は制度の理解に加えて、近所のネットワークにも役立ったようだ。

また、83歳になるある女性(要介護1)の話としては、制度の細かいことはよく知らないものの、介護保険で家事援助のヘルパーさんが来てくれるようになってどんなにありがたいかを井戸端会議で宣伝しているとのこと。それまでは渋っていた近所のお年寄りたちも、「それなら私も」と手続きを始めたそう。今、「井戸端会議」がキーワードかも!?

 

 

 

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