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Jリーグとさわやか福祉財団の究極の目的は共に「温かい地域社会づくり」。前回の対談(本誌94年9月号)では、川淵チェアマンと堀田力理事長の夢にかける熱い語り口に多くの反響が届いた。それから六年。時流を読み、時に荒波に向かいながら組織を牽引し続ける二人が、改めて温かい地域社会づくりへの思いを語り合う。

 

地域交流の核になるスポーツクラブを

Jリーグ百年構想

 

堀田 Jリーグさんからもチェアマンご自身からも、発足以来大変なご支援を頂戴していて本当に感謝しています。

川淵 いやいや、私も堀田先生の話を見たり聞いたりして、いつも心強い味方がいると思ってるんですよ。

堀田 光栄です(笑)。前回の対談で、Jリーグをつくった意味は「日本のサッカーを世界のひのき舞台に押し上げることと、もう一つ、Jリーグを核とした新しい地域コミユニティーづくり」だとおっしゃられた。二〇〇二年には日本でワールドカップが開催されますし、後者のほうでもJリーグ百年構想を出されるなど着実に進んできていますね。

 

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堀田力(ほった つとむ)

1934年、京都府生まれ。

さわやか福祉財団理事長、弁護士。

 

 

 

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