ことば・言葉
教えて! 基本用語
グループホーム
少人数で共に書らす小規模の共同住宅のこと。地域社会から利用者を隔離してしまいがちな大規摸施設と違って、いわば自宅と施設の中間に位置する住まい方ができることから、痴呆高齢者の介護にも効果があるといわれており、その数も増えつつある。
さらに、さわやか福祉財団ではこれを一歩進めて、元気なうちから共に暮らす「ふれあい型グループホーム」を推進。人生の終盤を心身共に満足して暮らすための一つの選択肢として、この暮らし方、私M子も仲間とともに真剣に検討中です。
デイサービス
在宅で暮らす高齢者を日帰りの介護施設等に送迎し、入浴や食事などの日常生活上の世話や、機能訓練を行うサービスのこと。虚弱や痴呆を抱える高齢者は、どうしても家にこもりがちになり、そのことで生活する力を低下させてしまうので、日中家を離れて活動の場を持つことは、心身の機能維持の上でも大切だし、ケアを行う家族にとっても負担が軽減される。また最近はボランティア(ミニディ)を行う市民団体も増えてきている。こうした活動を通じて、地域で高齢者を支える仕組みがつくれるといいよね。
知ってる?最新用語
ユニバーサルデザイン
まちづくりや商品のデザインなどに関して、誰もが利用しやすいデザインを取り入れようという考え方。バリアフリーとの違いは、バリアフリーが「リフト付きバス」のように障害の除去を意味するのに対して、ユニバーサルデザインは「ノンステップバス」のように設計段階からすべての人が利用しやすいことをめざすという点で、バリアフリーをより発展させたものといえる。アメリカを中心に世界的な広がりを見せつつあるこのユニバーサルデザインだが、国内でも既にシャンプー、リンスの識別用突起や自動車の回転シート、座位式シャワーなどが製品化されているそう。社会にバリア(障壁)があることを前提としたバリアフリーよりも、分け隔てがないこの言葉のほうが、語感的にも好感持てるな。