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ことば 言葉

 

教えて!基本用語

 

インターネット

今や新聞でその文字を見ない日がないくらい、急速に私たちの生活に溶け込みつつある「インターネット」。これは、さまざまなコンピュータネットワーク同士をつなげた世界規模のネットワークのことで、インターネットを利用すれば、国内はもとより世界中のさまざまな情報が入手できるし、遠く離れた相手とも手紙のやりとり(電子メール)もできてしまうのだ。また、わざわざ出かけなくても、いろいろな商品も買える(オンラインショッピング)など、上手に使いこなせばこれほど便利なものはなし!ちなみにさわやか福祉財団の情報も、インターネットで見られますよ(http://www.sawayakazaidan.or.jp参照)。

 

療養型病床群

長期療養患者が快適に生活できるよう、病室や廊下を広くしたり、介護職員を多く配置している医療施設のこと。療養型病床群は介護保険の適用の対象となるが、平均で月領43.1万円と在宅サービスの要介護5の1.2倍、利用する被保険者が多くなると保険給付の支出が大きく膨らむことから地域によっては、これ以上療養型病床群が増えないよう規制をかけているところもあるそう。ならば、それに変わる良質の在宅サービスをちゃんと整備してもらわなきゃ困りますよ、自治体さん!(関連→施設サービスの利用料(1日当り自己負担分))

 

知っている?最新用語

 

地域通貨システム

さまざまなシステムがあるが、共通するのは、「サービスあるいはモノをポイント化して地域やグループ独自の「紙幣」などと置き換え、これを通貨として他のモノあるいはサービスと交換するシステム」だということ。欧米では1980年代後半から始まって90年代後半に急速に広まり、現在では2000以上の地域で導入。地域通貨が流通すると、たとえばお年寄りの話し相手をして貯めた通貨で、おふくろの味を分けてもらうなど、その地域内での循環型のサービスが提供されることから、支え合いの地域づくりを実現するためのきっかけになると期待されている。「ふれあい切符」も地域通貨の一種だが、こうした温かい心のやりとりをさらに広めるためにも、ぜひ、その地域や団体ならではの魅力的な地域通貨をつくり上げていきたいもの。

 

 

 

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