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アジア選手権 in 上海 観戦記

 

大会運営、審判員、チームや用具事情など、日本とはひと味もふた味も違う中国での大会。各国のGB事情も合わせて、さまざまな角度からアジア選手権を観戦してみました!

 

大会運営

日本の国体にも匹敵する盛大さ、華やかさ

 

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4カ国、2地域の約1500人の選手たちが出場

 

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桜内義雄大会会長はじめ、上海市体育局副局長や閔行区長たちによる始球式

 

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開会式は獅子舞などイベントのオンパレード

 

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審判員が選手たちを先導してコートヘ入場

 

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約3000人もの選手、関係者が一堂に会しての盛大な前夜祭

 

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桜内大会会長とともに、中国門球協会の王筱麟主席(右)と王瑞霞秘書長

 

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会場入口でも鐘や太鼓の鳴りもので大歓迎

 

中国の大会運営は、驚きの連続であった!約3000人の選手や関係者が一堂に会しての前夜祭、そして開会式は圧巻の一言。上海市体育局長、開催地の閔行区長などの要人たちが次々とスピーチに立ち、約百人の子どもたちによる獅子舞や、女性たちによる太極拳に似た踊りなど盛りだくさんのイベントが繰り出される。日本でいうところの国体にも匹敵する盛大さ、華やかさなのである。

その様子からして、どうやら中国のGBは日本を追い越し、卓球などと同様、メジャースポーツとして認知されているようだ。

さらに、卜ーナメント戦では、華々しい音楽とともに、審判員が先導し、選手たちは一列になってコートに入場するようになっており、このあたりの演出もメジャースポーツらしく好感が持てた。

そして、会場のアナウンスが少ない分、ボランティア学生たちが選手たちの通訳として大活躍した。ただ、選手たちの控えテントの数が少なかったのが残念だった。

 

 

 

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