ミドル
栃木がベテラン&ヤングパワーで渡辺クラブを下し、悲願の初優勝!
限界点でつかんだ大きな勝利
優勝 栃木(栃木)
準優勝 渡辺クラブ(神奈川)
第3位 岩手矢巾(岩手) 御殿場クラブ(静岡)
予選リーグ戦は、有力チームが各コートに散ったが、最大の激戦区になったのは、9コートのAパート。ニュー・ワカヤマ(和歌山)、ゆたか豊球(福井)、岩手銀河、岩国オレンジ(山口)と、まさに実力伯仲同士。岩国が3敗で脱落し、2勝1敗の3チームから、岩手銀河が決勝トーナメント戦に進出。このAパートの激戦に影響され、9コートのBパートで、強豪のマルコ会(佐賀)が1勝2敗で敗退する波乱が起きた。
決勝トーナメント戦は、優勝候補の渡辺クラブの充実ぶりが目立った。第1ゲート通過球が第2ゲート通過を試みつつ、第3コーナーに集結する新作戦を披露する余裕を見せながら、京都嵯峨、小豆島(香川)、御殿場クラブをわずかなリードで寄せつけない巧みなゲーム運びで勝ち上がっていった。注目のさつま(鹿児島)は打線を組み替えて臨んだが、準々決勝で御殿場に苦敗した。一方のヤマでは、岩手県の希望の星、岩手矢巾が踏ん張り、ザ・長野、僚友の岩手こずかたを下したが、準決勝で栃木に13-13の内容負けを喫した。