岩手県知事
増田寛也
笹川良一杯「第15回全国選抜ゲートボール大会」が全国各地から多数の選手、役員の皆様をお迎えし、北上総合運動公園北上陸上競技場で盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げます。
近年、生活水準の向上や自由時間の増大など社会環境の変化や長寿社会の進展の中で、生涯にわたって健康で明るく豊かな生活を送る上で、スポーツの重要性は、ますます高まるものと考えております。
本県では、平成11年9月に「岩手県スポーツ振興計画」を策定し、県民一人ひとりの「豊かなスポーツライフの実現」を基本目標とし、スローガンを「スポーツで心ゆたかにたくましく」と掲げ、躍動感あふれ、心豊かな地域社会「夢県土いわて」の創造に向けた生涯スポーツ社会の実現を目指しております。
特にも、平成17年には「全国スポーツ・レクリエーション祭」が本県で開催される予定となっており、その準備を進めております。
ゲートボールは、高齢者のライフスタイルを変えたとも言われ、今や愛好者は100万人を越え国民的なスポーツとして普及しております。
本県におけるゲートボール競技は、生涯スポーツ振興の一環として「県民スポーツ・レクリエーション祭」や「世代交流ゲートボール大会」を毎年開催するなど、多数の愛好者により盛んに行われております。
こうした中、この度、岩手県において本大会が開催されますことは、生涯スポーツの普及、振興を図る上で誠に意義深く、その成果に大きな期待を寄せております。どうか、参加された皆様には日ごろの練習の成果を存分に発揮されますとともに、交流の輪を広げられますよう念願しています。
また、岩手の地にお運びいただきました皆様には、この機会に緑豊かな自然や純朴な人情にふれていただくとともに、新緑の岩手路を満喫していただければ幸いです。
終わりに、本大会の開催に当たりご尽力いただきました関係の皆様に深く敬意を表しますとともに、大会のご成功を祈念いたしまして、お祝いのことばといたします。
