厚生大臣
丹羽雄哉
笹川良一杯第15回全国選抜ゲートボール大会の開催に当たり、一言お祝いの言葉を申し上げます。
現在、我が国は他国に例を見ないほどの急速な少子・高齢化が進み、その一方で経済情勢は依然として厳しい状況です。
私どもの厚生行政におきましても、高齢者が安心して暮らせる社会実現のために、本年4月から介護保険制度を実施しておりますが、介護保険を中心としながら地域において、高齢者を温かく支える様々な保健福祉サービスが提供されるよう、ゴールドプラン21の推進に取り組んでおります。
この新たなプランの基本的な目標の一つが、「活力ある高齢者像の構築」であり、明るい長寿社会実現の大きな鍵は、高齢者の方々が社会において積極的な役割を果たされることであります。本大会御参加の皆様方が全国の同好者と交流を深められますことは、誠に意義深いことであり、本大会をきっかけとして、各地で高齢者の皆様の社会参加活動がより一層活発になりますことを期待しております。
終わりに、本大会に参加される皆様の御健勝と財団法人日本ゲートボール連合の今後の益々の御発展をお祈り申し上げまして私のお祝いの言葉といたします。