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このような国際化の流れに対して、ISOの活動が活発となり、規格作りのための国際会議が数多く開催される中、ISO/TC8(船舶及び海洋技術専門委員会)と船舶の安全、環境の国際基準を制定するIMOとの連携が緊密かつ強化されています。

これは、救命設備等で、品質、製品試験の明確・具体化を目指すISO規格の原案がそのまま、あるいはIMOからISOへ規格作成を要請しIMO規格に取り入れられるケースがあります。

2002年7月に発効を予定しているSOLAS条約新第V章の航海設備の技術基準についても電磁適合性の要件に関し、IECの国際規格がそのまま取り込まれることになっている。

この様なことから、我が国舶用品製造事業者もISO等の国際規格とIMO規格が密接に関係してくれることを考慮した事業展開が望まれます。

 

 

 

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