(2) 退職理由、勤続年数、退職年齢
直接処遇要因の退職者がいたと回答した施設について、重ねてその理由及び退職時の勤続年数、年齢階層について調査した結果は、以下のとおりである。
1] 退職理由
退職の理由で最も多かった回答は「転職」で、72施設であった。次いで「結婚」が53施設、「定年」が36施設の順であった。これらの理由以外では「出産」(28施設)、「家庭と仕事の両立が困難」(27施設)、「病気・けが」(27施設)、「仕事の適正がなかった」(24施設)などの回答が多い一方で、「交代制など勤務時間が不規則」等の勤務条件を理由とした回答や「利用者とのトラブル」といった回答は少ない。(第11図)