(注) 上位得点は、上位3項目に選ばれた場合のみ集計。
また回答者の公務員経験の有無、所属、階層、年齢、性別によってクロスチェックしたところ、次のような事項が注目された。
国家公務員に対して「知識能力を駆使して的確な仕事をする」要望は、上記C-2表に見るように他の要望から突出している。この要望が高いのは企業集団の31.9%、団体集団の31.3%、経営者層の31.0%、管理者層の31.5%と、各集団、各階層で上位を占めており、暗に近年の国家公務員の在り方を批判しているのではあるまいか。
3] 国家公務員からどんなサービスを受けると満足するか
国家公務員のサービスには、郵便局や税務署のような具体的機能のサービスと、応対や回答などのような一般的なサービスとがある。この調査では、前者は最終の7項目で取上げることにし、後者のサービスについて調べた。また全11項目の中から上位3項目についての得点と、全項目の5段階評価の得点は、C-3表のとおりであった。