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1. 一般

 

平成12年度「宗谷」の整備工事において船内及びバルジ内の各タンクにつきマンホールを開放し、タンク内の状況を目視により点検した。

なお、点検に際しては、財団の職員の方に同道をお願いした。

 

2. 点検結果

 

各タンクの点検結果については、添付表1を参照のこと。またタンクの配置については添付タンク配置図参照のこと。

タンクの点検状況を添付写真集に示す。

 

a) 船内のタンク

 

添付配置図に基づいて各タンクのマンホールを探し出し、その後マンホールを開放した後、マンホールより目視にて内部を点検した。

結果は以下の通り。

・船首よりの“前部釣合タンク”、“重油兼バラストタンク”及び“3番及び4番真水兼バラストタンク”に相当量のバラスト水が入っていた。

・“1番真水兼バラストタンク”と“2番真水兼バラストタンク”の船尾側のマンホールが開いた状態となっており、船倉内まで(二重底から約800mm程度)水が入っていた。

・機関室内及び補機室内の二重底内タンクについては“清浄重油タンク”及び“軽油タンク”についてマンホールが確認出来ただけで、その他のタンクについては、機器類の陰となり、マンホールの位置が確認出来なかった。

 

b) バルジ内のタンク

 

船内のタンクと同様に、目視によりタンク内の状況を調査した。

結果は以下の通り。

・前部左舷側の空所3]及び4]の底部に水が溜まっていた。

水中ポンプにて汲み出し作業を行った。

・その他のタンク内は何も無かった。

 

 

 

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