6. モーターボート競走
○ モーターボート競走事業の概要
(1) モーターボート競走事業の目的
モーターボート競走は、モーターボート競走法(昭和26年法律第242号)に基づき「モーターボートその他の船舶、船舶用機関及び船舶用品の改良及び輸出の振興並びにこれらの製造に関する事業及び海難防止に関する事業の振興に寄与し、あわせて海事思想の普及及び観光に関する事業並びに体育事業その他の公益の増進を目的とする事業の振興に資するとともに、地方財政の改善を図る」ことを目的として行われている。
(2) 競走場数等
管内におけるモーターボート競走場は、「若松」、「芦屋」、「福岡」、「唐津」、「大村」及び「下関」の6ヶ所である。(全国24ヶ所)
また、専用場外発売場として「ボートピア勝山」、「ボートピア三日月」及び「ボートピア高城」の3ヶ所がある。(全国15ヶ所)
(3) 施行者数
管内におけるモーターボート競走の施行者は、11団体(21市33町3村)である。
(全国46団体(1県93市76町7村))
(4) 開催日数
平成11年度における管内競走場のモーターボート競走開催延日数は1,056日である。
(全国4,272日)
(5) 売上高
管内競走場の売上高は、昭和60年度以降順調に伸びてきたが、平成3年度をピークとして、景気後退等により減少をはじめ、その後は、長引く不況等の影響を受けて、減少傾向にある。平成11年度は多大な売上高を示すSG(スペシャルグレード)レースが10年度には1回であったものが、2回となったため、約2,733億円と前年度に比べ、14億円(0.5%)の微増となった。
(全国約1兆4,706億円、対前年度-7.9%、1,255億円減少)
(6) 利用者数
管内競走場の利用者数は、平成11年度実績は約1,143万人と、前年度と比べて約8.9%94万人増加した。これは管内で開催されたSGレースの増加等によるものと思われる。
(全国約6,042万人、対前年度1.3%増、76万人増)