◆新福岡空港構想の推進
福岡県のみならず九州、西日本地域の交流拠点として着実に発展している福岡空港は、市街地に隣接しており、運用時間の延長や滑走路の増設等が困難であることから、21世紀初頭にも処理能力の限界を迎えることが予想されている。
北部九州が21世紀における航空需要の加速化、グローバル化に対応し、さらなる発展を遂げていくためには、福岡空港の需要を継承し、より高度な拠点機能を果たす新福岡空港の整備は喫緊の課題であり、国において策定予定の第八次空港整備計画における調査空港採択に向け、地元自治体や経済界とともに取り組みを進めている。
(3) 海上交通について
本県には、波の荒い玄界灘、穏やかな周防灘、日本一干満差が大きい有明海という、3つの異なった特徴のある沿岸があり、これらの地形を利用して県内には9個所の港湾がある。
まず、玄界灘に面して特定重要港湾の北九州港と博多港、地方港湾の芦屋港と大島港があり、周防灘には、重要港湾の苅田港、地方港湾の宇島港がある。また、有明海には、重要港湾の三池港、地方港湾の大牟田港と若津港がある。いずれも地理的、歴史的条件の下に機能分担しながら、背後の社会的、経済的な特性に応じて港湾を発展させてきている。
このうち、北九州港と博多港は、それぞれ政令指定都市である北九州市、福岡市が港湾管理者となっており、両港で約1億2200万トン(平成11年)の貨物を取り扱っている。