第6章 海事政策の新たな展開
第1節 活力ある海上交通に向けての取り組み
我が国港湾の国際競争力強化のため、港湾荷役の効率化・サービス向上が必要である。このため、改正港湾運送事業法の着実な施行と伴に、事業者の集約・協業化の促進を図る。
第2節 造船・舶用工業の発展に向けて
我が国造船業の現状及び発展に向けた業界再構築、中小造船業対策、国際協調の推進等について記述。
舶用工業における生産額等の現状及び経営基盤の強化策等抱える諸課題に対する取り組み状況について記述。
第3節 船員対策の新たな展開
船員雇用対策等の推進、国際船舶制度の拡充に向けた諸施策の推進、船員教育体制の整備充実、船員の良好な労働環境の実現に向けた取り組みについて記述。
第4節 海上交通の安全対策
船員の質の向上や水先制度、外国船舶の監督の推進を通じて海上交通の安全対策について記述。
第5節 マリンレジャーの振興と海事思想の普及
マリンレジャーを振興していく上での、舟艇産業の発展のための基盤造りや障害者の免許取得促進への取り組み、安全性の確保について述べるとともに、海域利用の活性化等を通じて海事思想の普及について記述。
出典:CONTAINERISATION INTERNATIONAL YEAR BOOK (各年)
第7章 21世紀における港湾・海岸
第1節 21世紀における港湾の整備・管理
近年の経済社会情勢の変化を踏まえ、効率的・効果的な物流体系の構築や環境の保全・創造といった要請に対応した港湾行政のあり方について港湾審議会の答申がとりまとめられ、これを受け港湾法が改正。
第2節 物流コストの削減に資する港湾整備の推進
我が国産業の国際競争力強化と国民生活の向上のため、物流コストの削減に資する国際海上コンテナターミナル等の拠点的整備や、投資の重点化等による効率的・効果的な港湾整備の促進等の施策を推進。