平成11年管内指定港湾における船舶積卸し実績の動向
平成11年(1月〜12月)における管内指定港湾23港の船舶積卸し実績は、1億4千850万トンで対前年同期比0.3%(39万トン)増であったが、その概要は次のとおりである。
1 外貿・内貿別取扱量
外貿(輸出入)は輸出が2351万トンで対前年同期比6.1%(135万トン)の増、輸入が6153万トンで同2.3%(139万トン)の増で合計8504万トン同3.3%(274万トン)の増加となった。
内貿(移出入)は移出が3627万トンで同5.1%(193万トン)の減、移入が2720万トンで同1.5%(41万トン)の減で合計6347万トン同3.6%(234万トン)の減少となった。
2 品目別取扱量
取扱トン数の上位品目は昨年と同様で、1位が石炭の2766万トン、対前年同期比7.0%(181万トン)の増、これは電力向けの需要が増えたものである。2位は、金属鉱で2068万トン、同4.6%(100万トン)の減となったが、これは粗鋼生産が減少したことによる。