(3) 九州域内の店舗で取り扱う商品の仕入れの現状
1] 入荷量
1) 年間入荷量(問5)
回答企業が九州域内の店舗で取り扱う昨年度1年間の入荷量について、業種別・本社所在地別に示したのが表5-2-4である。
回答企業における南九州への総入荷量は、年間約45万トンであり、このうちの約2割を占める約7万トンが宮崎県向けである。また、九州全体の総入荷量は約77万トンであることから、回答企業の総入荷量の約6割が南九州向けである。今回の対象企業のほとんどは南九州に本社を置く企業であるが、北部九州向けも回答企業の総入荷量の4割程度を占めるものと想定される。
業種別にみると、食料・飲料卸売業による入荷量が全体の7割に相当する約31万トンを占めている。また、本社所在地別にみると、熊本県、鹿児島県に本社を置く企業の方が、宮崎県に本社を置く企業と比較して、1社あたりの取扱量が多い。