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2] 九州の物流拠点を経由しない配送先への直送化の可能性

1) 直送化の拡大可能性(問13)

近畿以東から南九州への下り輸送における直送化の可能性についてみると、「九州の物流拠点を活用する方が効率的なため、直送化は考えにくい」が50.0%と最も多い。一方で、「九州の物流拠点を廃止して、全量を直送化に切り替えたい」も6.5%あり、「ロットのまとまる配送先については、直送化を進めたい」(35.5%)を合わせると、約4割が直送化について可能性があると回答している。

 

図5-1-16 直送化の拡大可能性

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これを業種別にみると、特に電気機器・精密機器において「ロットのまとまる配送先については、直送化を進めたい」が45.0%(9企業)と多く、表5-1-6及び図5-1-14においてみた物流拠点の立地状況、輸送形態の動向と符合している。

 

図5-1-17 直送化の拡大可能性(業種別)

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