G社:リゾートホテル又はこれに近いクラスのホテルが必要。
沖縄も飛行場から90km圏にリゾートがあるので、加計呂麻程度の距離でも、リゾートホテルがあれば、可能性はあると思う。
「ゆっくりしたい」(楽園)というニーズが高い。リゾートホテルがあれば、年代を問わず客を誘致することができる。
飛行機とホテルが充実していれば商品化を考えてもよい。
H社:加計呂麻単独では難しい。奄美全体の中でとらえることが必要。
I社:イメージアップを図る。今あるホテルをリニューアルするなど、できることから手掛ける。
5. クルージングについて
B社:クルージングの寄港のみを考えた場合、おもしろくない。
クルージング自体あまり魅力がない。むしろ、加計呂麻を拠点として、サンセットクルーズやトローリングを家族で楽しめるような企画の方がよい。そのためには、大規模な開発が不可欠。
C社:下記が条件であるが、パンフレットでみる限り、かなり厳しいと思う。
1] 大きな船がつける港があるかどうか。
2] きちんとした飲食施設があるかどうか。
3] 寄港地周辺に観光スポットがあるかどうか。
特に、1]、2]は現状では弱いように思う。
F社:魅力はあると思う。しかし、台風の経路であるため、就航率の安定化が優先される。また、価格についても一般通念の約半値程度を想定しないと利用客は見こめないだろう。
G社:クルージングの寄港地はあまり経済的メリットはない。見どころがあれば、寄港地に成りうる。
J社:東京、阪神を出発地とすると、屋久島、奄美等は寄港地とするスケジュールは組みやすい。
寄港地の条件は、「バスが準備できること」「飲食施設があること」などである。奄美大島の場合、名瀬港にも寄港することはあるが、気象面で、あまり適当でない。古仁屋港の場合、この点では条件は良いが、船をつける岸壁がなく通船(小型の船舶に乗り換えて上陸)によらないといけないのが難点。