(2) バリアフリー化の実態
1] ターミナル内のバリアフリー化
「ぺがさす」「ぺがさす2」の寄港する長崎港、福江港、奈良尾港は、いずれもターミナルビルを有する。これらのバリアフリー化の現状を5-4-4に示す。
■長崎港には1998年に大波止ターミナルが完成。奈良尾港も1999年に新ターミナルが完成
長崎港では、1998年に大波止ターミナルが完成している。また、奈良尾港についても、1999年に岸壁と同時にターミナルの整備を行っている。いずれも、施設整備段階に、バリアフリー対応が行われている。
また、福江港についても、フェリーふ頭の整備が進められており、2005年に新たな旅客船ターミナルが完成する予定となっている。
■長崎港ではターミナル出入口に自動ドアが設置。
奈良尾港も段差解消済みだが福江港は未対応。
長崎港大波止ターミナルの出入口には、自動開閉式の戸が導入されている。また、段差も解消済みである。出入口および通路幅は、「移動円滑化基準」を満たしている。
奈良尾港については、出入口の段差は解消済みであるが、福江港は、未対応である。