2] 乗下船時のバリアフリー化
「フェリーオーシャン」「ニューたいよう」の乗下船時におけるバリアフリー化の現状を表5-3-5に示す。
1)フェリーオーシャン
■タラップの段差解消は未対応
「フェリーオーシャン」の乗下船には、いずれの港湾においてもタラップが使用されているが、車いす使用者に対応した段差の解消は行われていない。
このうち、福江港と若松港においては、浮き桟橋からの乗下船となるが、奈留港においては岸壁からの乗下船となるため、最大3.2mの潮の干満差によって、使用する出入口が異なり、タラップの傾斜も変化する。