4] 港までのアクセスのバリアフリー化
佐世保港、有川港については、それぞれの港湾に発着するバスが運行されている。
■佐世保港については、駅前方面だけでなく、病院等へのシャトル便の要望
佐世保港(鯨瀬ターミナル前)は、佐世保駅前までの路線バスが運行されており(佐世保市交通局)、便数については、3.5往復/日となっている。
また、対象航路とのダイヤ接続は確保されているが、佐世保市によると、上五島以外の短距離航路には接続していない。また、五島からの船舶利用者は通院目的等が多く、佐世保駅前方面への路線だけでなく病院等へのシャトルバスなど路線の見直しの要望もあがっている。
■車両についてはバリアフリー化未対応であるが、今後施設整備を推進予定
バリアフリー化への対応状況についてみると、低床バス等の車両は導入されていないが、本路線においては、音声合成による車内・車外への聴覚情報の提供およびデジタル運賃表示器による停留所の視覚情報の提供が行われている。
また、今後の新車導入時には低床バスを導入予定としているほか(時期未定)、2001年度には、高齢者・身障者等に使いやすい非接触式バスカードシステムを導入予定としている。