4. 港湾への交通アクセス手段におけるバリアフリー化の実態
ここでは、長崎県内の旅客定期航路の発着する港湾(壱岐・対馬と本土を結ぶ航路の発着する博多港、呼子港も含む)までのアクセス手段を運営するバス事業者に対して、アンケート調査を行い、航路とのアクセス手段におけるバリアフリー化の現状、推進にあたっての問題点、今後の対策について整理する。
(1) 調査方法
対象となる全バス事業者(21者)を対象に郵送法・自記式にてアンケートを実施した。回収状況は、有効回答数18事業者、回収率85.7%となっている。
(2) 調査対象の属性
1] 経営形態
アンケート対象事業者の経営形態をみると、民営事業者が半数強、公営事業者が約4割を占め、第3セクターは1者である。