財団法人マリンスポーツ財団会長
笹川 堯
「第13回瀬戸内ローズカップ・2000日本グランプリパワーボートレース」が今年も瀬戸内海の景勝地、福山市箕沖で開催できますことは、広島県及び福山市並びに関係諸官庁をはじめ、漁業関係者、地元企業、そして大会運営にボランティアとして携わってこられた方々の永年にわたる熱意あるご支援とご協力のおかげと厚くお礼申し上げます。
近年、水辺での遊びやスポーツを楽しむ方々が増え、水辺の利用に関心が高まってまいりました。
私どもマリンスポーツ財団といたしましても、これら多くの方々が「だれでも、いつでも、どこでも」マリンスポーツに親しめるように、参加できる機会をより多く提供し、また水辺の環境問題を考え、安全に楽しむ知識の向上を図りたく、地方自治体関係者などと協力し、全国各地で親水イベントを開催し、マリンスポーツに対する安全指導の推進、並びに海事思想の普及発展に努力する所存であります。
最後になりましたが、本大会に出場される全国各地から参加された選手の皆様に感謝申し上げますとともに、安全には十分注意され、日頃の練習の成果を遺憾なく発揮されますよう祈念いたしまして私の挨拶といたします。