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歓迎のことば

 

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新世紀・みやぎ国体

岩出山町なぎなた競技実行委員会会長

岩出山町長 佐藤仁一

 

伊達な小京都"岩出山"に、全国から多くの選手・役員の皆様をお迎えし、第41回都道府県対抗なぎなた大会が開催されますことは、誠に喜びにたえません。

町民挙げて心から歓迎申しあげます。

みちのくの雄"伊達政宗公"が血気盛んな青年期を過ごし、世界に視をはせた地であり、また京都・冷泉家からのお輿入れにより、京風土が漂う文化を有し、現存する日本最古の学問所『有備館』や、郷学の精神と学問の道に象徴される静かなたたずまいの中に歴史が息づく『学問の町』であります。

来年の新世紀・みやぎ国体なぎなた競技開催にむけて、なぎなた道に生きた園部秀雄範士生誕の地として、町民が一体となって国体の成功のために燃えに燃えて諸準備にとりくんでいる中で、リハーサル大会と位置付けた本大会を開催できますことは誠に時宜を得たものであります。その成果に大きく期待するとともに、全国の一流選手の演技や試合が、今後のスポーツ振興に多大の寄与をもたらすものと確信しております。

スポーツは、限りない人間の力と技への挑戦であります。自己の可能性に果敢に挑み、努力するスポーツ選手の姿は実に美しく、観る人に深い感動と希望を与えるものであります。

選手の皆様には、日頃鍛錬を重ねられた力と技を思う存分に発揮され、誇り高い栄光を目指してすばらしい競技を展開されるよう望みます。

またこの機会に、青葉茂れるみちのく宮城の豊かな自然と温かい人情にも触れていただき、思い出多き大会にしていただければ幸いと存じます。

終わりに、本大会の開催にあたりご尽力を賜りました関係者の皆様に厚く御礼を申しあげますとともに、本大会の成功を心から祈念いたしまして、歓迎のことばといたします。

 

 

 

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